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「健康のために野菜を食べましょう」とはよく言われることですが、生の野菜をたくさん食べるのは
容易なことではありません。かといって加熱すると、せっかくのビタミン類を壊してしまいます。

その点、漬け物はビタミン類を壊すことなく、しかもおいしく野菜を食べることのできる絶好の
健康食品と言えます。


漬物に含まれる成分の中で最も特筆されるのが食物繊維の多さです。
食物繊維は栄養成分というわけではありませんが、腸内をキレイにしてくれるなど有用な
働きがあることで知られています。

沢庵やからし高菜など、お漬物は乳酸菌による発酵食品です。乳酸菌は「善玉菌」と言われ、
腸内環境を正常に整える効果がありますので、便秘の予防や食中毒を予防できると言われて
います。他にも血中コレステロールの上昇や、高血圧を抑える作用があります。

ビタミン類が豊富なことも漬け物の特徴です。
加熱によるビタミンの破壊がないうえ、発酵菌がさまざまなビタンミンを蓄積させるのです。

そして豊富なミネラル類。カルシウムやカリウム、鉄、亜鉛といった生体維持に不可欠な
成分がバランスよく含まれています。


おいしい浅漬けを作るには、材料の選定、食塩、重石(材料と同程度から2倍の重量)、
漬物容器
が必要です。

日本の漬け物と切っても切れない関係にあるのが“塩”です。
野菜を塩漬けにすると、浸透圧の働きで細胞から水分がしみ出て繊維がしんなりしてきます。
これが漬かった状態で、さらに野菜からしみ出た成分を栄養源に乳酸菌等が発酵して
独特の風味が出てくるわけです。
保存性がよくなるのは、高い浸透圧が腐敗菌の活動を抑える為です。

歯ごたえがよく食欲を増進させ以前は、貯蔵性を高めることから15〜25%もの食塩量が使われて
いましたが塩分の取り過ぎが懸念され低塩化が進み梅干で12%程度より一夜漬け、浅漬けは
2〜4%程度
となっています。

野菜を容器に入れ 終わったら初めは、材料と同じか少し重いめに(2倍程度まで)の重さの
重石
で一気に水を上げて、水があがったら、浮き上がってこない程度に軽くします。
目安として夏場は同重量、冬場は、1.5倍程度、素材によってもちがうので調整してください。
(2倍ぐらいまで)

重石、いわゆる漬物石は、市販されているものでいいでしょう。
重さを野菜に均一にかけるために必ず
押し蓋は、忘れずにしましょう。

漬物容器は、少量の浅漬でしたら、ネジ式やバネ式の早漬け器でもいいでしょう。
それなりに手軽で便利なのですが、ネジ部分を洗うのがめんどうでけっこう不衛生になったりするので注意してください。

ある程度の量を漬ける場合には、
ポリの漬物桶を用意しなければいけません。
サイズは20型(20リットル)ぐらいでいいと思います。
中に漬物袋(普通のポリ袋より厚みがあり破れにくい)を使うと臭いがつかず、衛生的です。


塩加減を間違うと、せっかくの漬けたお漬物も台無しです。
塩加減は通常、野菜に対して2〜4%の割合です。
ただし、梅干のように長期保存をするお漬物の場合は10〜20%にします。

この割合ですが、野菜の重量に対しての割合になります。
例えば1kgの野菜を3%の塩加減でつける場合は、30gの塩を使います。
ですので、野菜の重さを量ってから塩の量を計算すると、間違いありません。



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